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TI-nspire CX CAS (その1)

今日は日曜日。作業の合間に、関数電卓で少し遊んでみました。
遊ぶといっても、数学の問題集から適当な問題を選んで、電卓で解くとどうなるのかって言うものです。

TI-nspireCXCAS

TI-nspireCX CAS
(比較のためSharp EL-5160J(右)と並べてある)
(画面に映り込みがあってすみません(汗)

今日遊んだ電卓は、Texas Instruments社の 「TI-nspire CX CAS」です。

この電卓は、昨年アメリカで入手したもので、今ではお気に入りの一品です。

現在、日本でも入手可能(Naoco Inc.)ですが、当時アメリカで発見したときは、「何だこの電卓?やけにカッコいいぞ!とりあえずGETだ!」と、勢いで買ってしまいましたww。

この電卓、使っている方はお分かりになると思いますが、関数電卓というより「ポケコン」という感じです。

また、CAS(Computer Algebra System: 数式処理システム)が搭載されていて、文字、記号を使った代数計算が行えます。

詳しい使い方は、前出のNaoco Inc.社がホームページを充実させてくれているのでそちらをご覧下さいww。

TIの電卓といえば、教育用に用いられることを強く想定しており、このTI-nspireシリーズも利用の基本概念がとても面白いものです。

教育用電卓として良く出来ているなぁという点は、計算過程を「ドキュメント」や「グラフ」、「表計算」といったノートとして保存し、それらをまとめてをバインダー形式で扱うことが出来ることです。

また、PCを持っている学生は「TI-nspire CAS Student Software」というTI-nspire CASと同機能をもつエミュレータソフトを利用することが出来ます。で、その内容を実機に移して利用することも出来ます。

TI-nspire CXを使った授業を想定してみると、先生方はこのバインダー形式で作られた問題を生徒に配布し、生徒はこの電卓を家でも通学途中のバスの中ででも宿題として勉強することが出来るという事でしょうか。

例えば、TI-89 Titaniumのクイックガイドに載っていた例題を解いてみましょう。
(TI-Nspire CAS Student Softwareを利用せず、画面の写真を掲載します)

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特撮博物館

連休最終日(体育の日)、東京都現代美術館で行われている「特撮博物館~ミニチュアで見る昭和平成の技~」に行ってきました。

特撮博物館パンフレット

特撮博物館パンフレット

今日が最終日だからでしょう、通常の開館時間ごろに行ったのですが、そのときは既に長蛇の列が出来ていましたwww。
開館時間を繰り上げての最終日だったようですが、入館まで約70分程度かかりました。

「エヴァの原点は、ウルトラマンと巨神兵。」とチラシに書かれている通り、目玉は「風の谷のナウシカ」に登場した「巨神兵」です。この展示会を企画したのは、エヴァンゲリオンでおなじみの庵野秀明氏です。
彼は、宮崎駿監督の映画「風の谷のナウシカ」で、巨神兵を描いたのだそうです。
その縁もあって、今回の「特撮博物館」では、実写版の「巨神兵」を見ることが出来るという事で、期待して見て来ました。

入り口には、巨神兵の大きなポスター?があり、その前で記念撮影をしている方が居ました(私はしませんでしたww)。

特撮博物館入り口

特撮博物館入り口

今日は最終日だからか、とにかく館内も人人人で、殆ど人が流れていない状態でした。

ゴジラやウルトラマン、日本沈没等で使われた小道具達が出迎えてくれます。懐かしいやら感心するやらで、非常に楽しい展示物でいっぱいでした。

子連れで来ているお父さんも多く、子供に色々と当時の番組の説明をしていますが、上手く伝わったのでしょうかww?

展示物を見て周り、いよいよ今回の展示会のために特別に撮影をした「巨神兵東京に現わる」の上映コーナーにたどり着きました。

ここでは、CG等を使わずに、昔行われていた「特撮」によって撮影された短編映画が上映されていました。

「風の谷のナウシカ」でも出ていた「火の七日間」の話です。

これ全て特撮?と思うくらい完成度が高く、非常に楽しい映像でした。

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hp-16c

ついにGETしました!

hp16c

hp16c

hp-16c (Hewlett-Packard 16C) を、ね。

この電卓は変わり者で、プログラマのためのと言いますか、特殊な計算をする技術者用の関数電卓です。

16進電卓とも言われている方もいますね。

外観はこんな感じです。マニュアルも同時にGETしたので、フムフムと現在勉強中です。

こんな電卓があるなんて、数年前までは知りませんでした。

昔々、hpの電卓は、新宿だったかな?ショーケースの中に電卓があり、「何だろう?このゴツイ電卓は?」とたまに眺めていたものです。でも、そのときもhp-1xcシリーズは確か販売されておらず、後になって記念発売という事でhp-15c Limited Editionを知り、こんなカッコいい電卓があるんだ!と感激しました。

このhp16cは、1982年から89年まで発売されており、日本ではどれだけ販売されたのでしょう。

2,8,10,16進数の演算を主に行うもので、10進数の実数演算はf+floadキーを押さなければならないのです。

最近のWebプログラマには殆ど必要がないものかもしれないが、PICやAVR等好きの組み込みプログラミングをされる方には必要な電卓かも知れません。

この電卓もHPで主に使われているRPN(逆ポーランド記法)で入力、演算を行います。RPNについては、後日ご紹介しますね。

hp16cはプログラミングも出来ますが、さて何を計算しましょうかwww。通常の科学技術用関数電卓とは違い、物理計算をするわけではないので具体例を探すのは大変ですw。

電子工作を始めました

約1年ぶりのブログです。

最近はTwitterに投稿することが多く、ブログが疎かになっていました。
これからは少しずつ書いていこうと思います。

さて、この1年はアメリカで作業をしたり色々な経験をしてきました。
その間、やはり日本人は「ものつくり」が大切だと思い、少しずつですが電子工作のための準備を進めてきました。

本屋さんではPICやAVRなど手軽に利用できるワンチップマイコンに関する書籍を数多く見ることが出来、昔に比べてその情報量の多さや部品入手の手軽さから、近い将来(もう始まっているかもしれませんが)ソフトウェアよりハードウェア主流の世界がやってくるのではないかと考えています。

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1960~70年代の高度成長期、先人たちは「ものつくり」で日本の先進国仲間入りを果たしました。

しかし、 そこで得られた莫大な利益を日本人はどう使えばよいのか知らなかったように感じます。
そして、それら利益を不動産や株式などに投資し、既存のものや創意工夫すること無しに手に入れたもので更に大きな利益を手に入れました。
バブル経済への突入です。

1990年にはバブル経済は完全に崩壊し、日本は皆さんが経験された経済の暗黒世界に突入しました。

しかしながら、新しい世代の日本人はまだまだ知恵を搾り出し、21世紀初頭、ITバブルと呼ばれるコンピュータ(ソフトウェアを含む)による世界的規模の好景気に沸くことになります。
ITバブルはインターネットを活用した新しい世界の到来と考えられ、日本のみならず世界中が希望に満ちていたと思います。

この後の世界の動きは皆さんも良くご存知だと思います。
たった数年でITバブルは弾けとび、2008年9月15日世界的金融危機として現在も景気低迷を引きずっている「リーマン・ショック」が起こりました。

私は、無形物や誰かが作ったルールによるマネーゲームによって構築された世界は、早期成熟、早期崩壊の道をだとると考えています。

地道な世界かもしれないが、やはり人は「ものをつくって」物質的豊かさを追い求めるほうが良いのではないかと思います。
これは、電気製品もそうですが農作物も該当します。

そこで、技術者としての私としてはとるべき道は「ものつくり」と考えました。
これまではソフトウェア一筋に仕事をしてきましたが、仕事量の低下とアイデアの枯渇(これは、技術者全てに当てはまることと考えます)により、自身の保身のためかもしれませんが私にあっていると考えたのです。

文章だけで長々と話してしまいましたが、このブログでは製品作りの基となる「電子工作」を1つの題材として書き続けて行きたいと思います。

どうぞ宜しくお願いいたします。