学生時代、工学部であった私は関数電卓を常に胸のポケットに入れていた記憶があります。
CASIO fx-5500L。
この電卓が、多分、実験などのときに常にポケットに入れていたものであろうと、記憶を探りながらこのブログを書いています。
しかし、fx-5500Lを検索エンジンで探してみても、日本語でヒットする数が他の関数電卓に比べて著しく少ないんですよね・・・。どうしてなんでしょう???
CASIOのWebサイトに行ってサイト内検索をかけても、ヒットしないんですよ(汗。
CASIOさん、どうにかして・・・!
あまり人気が無かったのかな?
ヤフオクでは、ちらほらと出品されている方も居るので、全くの海外向け製品とは違うような気もします。
この電卓は、超簡易BASIC言語みたいなCASIO独特の表記方法でプログラムも組むことが出来※(1095ステップ)、数式通りの計算式入力、までの行列計算、や3元1次方程式、簡単な定積分の計算、虚数、32ビットの2、8、10、16進数計算、統計計算などが行える、当時としては優れものの高級電卓という位置にありました。
※マニュアルをみたら、プログラマが思っているようなプログラムは組めないみたいですね(汗。正確には独自の関数を作ってそれを利用できるという事です。
今でも現役で使用している貴重な電卓なのですが、欠点?という感じの事柄があります。
この電卓は手帳型のケース?に固定されて携帯するのですが、上の写真でも分かる通り手帳型ケースに「しわ」がよるのですよねwww。ヤフオクなんかで出品されている他の方の写真を見ても、やっぱりかなりの方のケースに「しわ」がよっています。
この「しわ」、現場で胸ポケットなんかに入れて携帯している人にとっては致命的な欠陥商品となってしまいます。
何故って?それは、このしわのお陰で液晶の表示部分の保護プラスチックに傷が付いてしまうのですよ!
この傷は細かな擦れで付いたものなので、液晶が見辛くなります・・・orz。
(私の場合、この傷は液晶表示部分にセロファンテープを張って、簡易的に見易くしましたwww)
あと、バッテリーはCR2032のコイン型電池を3つも用意しなければなりません。
そして、電源部分の機構が脆弱なのか、あまり使っていないのに「Low battery!」と表示されることがしばしば・・・。
関数電卓としての機能や計算速度には満足しています。
実際の現場レベルで使えるものですねw。
CASIOのプログラム電卓の性能も、非常に気になるところです。
いまさら?と思われるかもしれませんが、色々とご紹介したいと思います。