『電子立国 日本の自叙伝』を久しぶりに見た

1991年にNHKスペシャルで放送された『電子立国 日本の自叙伝』を久しぶりに見ました。

電子立国 日本の自叙伝DVD

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この番組は、パソコンの「パ」の字も知らない男性二人が、番組内で調べた電子部品、電子機器等の生い立ちから生産過程、その原理などを紹介してくれるものです。

単なる技術情報番組ではなく、「電子立国 日本」の歴史や技術者、企業などの成功や苦労も紹介してくれているので、私にとってはいつまでも記憶に残る番組でした。

第4回(全6回)は「電卓戦争」という題で、電子立国日本のさきがけとなった卓上型電子計算機(電卓)の歴史が紹介されている。

私が中学生かな?高校生かな?その当時非常に魅力的に思い、いまだに手に入れたい電卓がある。

Sharp EL-5100

この電卓は数字を表示する液晶が黄色く、そのカッコ良さと言ったらたまらないものがあった。

Sharp EL-5100

Sharp EL-5100

今売られている電卓は、どうしてあんなに丸みを帯びているのだろう・・・。不思議でならない。

EL-5100は、液晶にドットマトリックスを採用し、アルファベットも綺麗に表示できるものだった。どうして黄色い液晶を採用しているのかは定かではないが、この当時の電卓にはたまに採用されていたようである。

61関数、4BitのCPU、動作速度も早くないだろうが、もしネットのオークションで見つけたらGETしたい一品である。

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