先日も記事に掲載しましたが、Zopeに再挑戦しています。
2010年6月20日現在の最新版、Zope Version (2.12.7, python 2.6.5, linux2) を先日とは違い再インストールしました。
インストール方法も変わっているのですね。
Pythonのeasy-installという、多分便利であろうコマンドで一発インストールが完了しました(tarballで、configure>make>make installに慣れている人は、最初戸惑う??)。
先日導入したのは、tar形式のZope 2.6.xでした。
過去にZopeを利用していた方で最新版のZope2を導入して戸惑ったのは、Version管理とZClassがなくなっていること!
Zope.orgを見ると、2.10あたりでZClassは完全に削除されているようでした。
ZClass・・・、今考えると結構便利だったような気がします・・・。
Pservでは、www.pserv.jp/でApacheの80番ポートが使用されています。
導入したZopeは、そのままの状態で使うなら、www.pserv.jp:8080/で利用できるのですが、ポート番号をいちいち入力しなければならないのでは使い勝手が悪いので、ApacheのVirtualHostとZopeのVirtual Host Monsterを使って、www.pserv.jp/pserv/でZopeに接続されるようにしました。
【Zopeの設定】
Zopeで管理しやすいように、新しくPservというフォルダを作成し、www.pserv.jp/pserv/で接続してきたものに関しては、Zopeのこのディレクトリ内のコンテンツを表示させることにしました。
Zopeのフォルダの作り方は簡単ですね。なので、ここでは割愛します。
次にVirtual Host Monsterを設定します。
通常なら、Zopeをインストールした直後からルートフォルダ直下にVirtual Host Monstarの設定アイコンが表示されていると思います。もし無い場合には、「Select Type to Add…」から「Virtual Host Monster」を選択して作成してください。
結果を先に書きますと、Virtual Host Monsterを作成しても、今回の場合はApacheでの設定で十分に事足りるため、とりあえずmappingも作成する必要はありません。
これでZopeの設定は終了です(超簡単!
【Apacheの設定】
Pservサーバは、WebminとVirtualminで管理しています。
VirtualminでPservバーチャルサーバを選択した後、Service>Configure Websiteからエイリアスとリダイレクトメニューで設定を行おうとしたのですが、上手くいきません。
Webminに管理者権限でログインして、直接Pserv.jpにかかわるhttpd.confのディレクティブを加筆することにしました。
httpd.confのPservにかかわるディレクティブのところに、以下の一行を加筆しました。
RewriteRule ^/pserv(.*) http://localhost:8080/VirtualHostBase/http/www.pserv.jp:80/pserv/VirtualHostRoot/_vh_pserv/$1 [L,P]
上記設定は、RewriteEngine on の下に記述してくださいね。
で、簡単に上記設定の説明をすると、
RewriteRuleで、Apacheに設定を追加します。
次の「^/pserv(.*)」部分は、正規表現で書かれています。
意味としては、www.pserv.jpに続く文字で、「/(スラッシュ)」から始まり、次に「Pserv」と書かれていて、その後に「任意の文字列が1文字以上ある場合」ということです。
つまり、「www.pserv.jp/pserv/」や「www.pserv.jp/pserv/index・・・」等が該当します。
<記事の続きは後日・・・。すみません。>
書き終えたら、Apacheを再起動してください。
これで、ApacheとZopeの連携は終了となります。