Archive for 10月 2012

ミルという単位

今朝、Tokyo MXで「全国百線鉄道の旅」という番組が放送されていました。サブタイトルは「阿蘇高原の大パノラマ 豊肥本線」。阿蘇カルデラを横断し大分市と熊本市を結んでいます。雄大な景色を車窓に見ながら、ガタゴトと列車の旅をするのもいいものだなぁ~と思いましたw。

豊肥本線あそぼーい

豊肥本線あそぼーい
(立野駅でスイッチバックするよ)

この鉄道、立野駅で「スイッチバック」という急斜面を進行方向を変えることで勾配を緩和し登坂します。
このとき、テレビの解説の方が「・・・傾斜は36パーミル・・・」ということを言っていました。

「パーミル???」。聞きなれない単位に興味を持った私は、Wikipedia大先生に教えてもらうことにしましたwww。

Wikipedia大先生よると、パーミルは「‰」と書き、「ミル(mil)と同じ」に使ってよいそうです。
「ミル(mil)という単位は主に軍事関係で使われる角度(平面角)の単位である」とあります。フムフム・・・。
「1ミルは(\displaystyle{360/2000\pi})で約0.0573度。円周は約6283ミル」。
なんと、円周は「約」6283ミルと、数学らしからぬ「約」という数字が使われているではないですか!?

これは、とても気になります!

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「伊地震予知裁判」に思うこと。

今朝、たった今、ネットでニュースを閲覧していたら以下のような記事が出ていた。

———– 以下ネットからの引用
■ <伊地震予知裁判>日本地震学会会長「強い懸念感じる」

毎日新聞 10月29日(月)20時37分配信
09年のイタリア中部ラクイラの大地震を巡り、地震前に発生のリスクを議論した伊政府の委員会メンバーだった地震学者らが実刑判決を受けた裁判について、日本地震学会の加藤照之会長(東京大教授)は29日、「強い懸念を感じる」などとして判決を批判する声明を出した。
声明では、日本でも地震研究者が国や自治体の防災行政に関わっていることに触れ、「意見表明が刑事責任をもたらす恐れがあれば、研究者は自由にものが言えなくなるか、科学的根拠を欠く意見を表明することになりかねない」と指摘。「長期的に見れば、科学的根拠が不十分な防災対策につながり、社会にとっても大きな損失になる」としている。

ラクイラの大地震では309人が死亡。現地の地裁は、直前の「安全宣言」が犠牲の拡大を招いたとして、過失致死傷罪に問われた地震学者ら7人全員に禁錮6年の判決を言い渡した。【八田浩輔】
———– ここまで

今回のイタリアの裁判について(詳細は知らないが)は、この記事の通りだとすれば、私も強い失望感を抱きました。

もともと地震は、地球誕生間もない頃から起こっている、地球の莫大なエネルギーの解放という至極自然な現象だと考えています。

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CASIO fx-5500L (その1)

学生時代、工学部であった私は関数電卓を常に胸のポケットに入れていた記憶があります。

casio_fx5500L01

casio fx-5500L

CASIO fx-5500L。

この電卓が、多分、実験などのときに常にポケットに入れていたものであろうと、記憶を探りながらこのブログを書いています。

しかし、fx-5500Lを検索エンジンで探してみても、日本語でヒットする数が他の関数電卓に比べて著しく少ないんですよね・・・。どうしてなんでしょう???
CASIOのWebサイトに行ってサイト内検索をかけても、ヒットしないんですよ(汗。
CASIOさん、どうにかして・・・!
あまり人気が無かったのかな?

ヤフオクでは、ちらほらと出品されている方も居るので、全くの海外向け製品とは違うような気もします。

この電卓は、超簡易BASIC言語みたいなCASIO独特の表記方法でプログラムも組むことが出来(1095ステップ)、数式通りの計算式入力、5 \times 5までの行列計算、a x^{2}+b x+c=0や3元1次方程式、簡単な定積分の計算、虚数、32ビットの2、8、10、16進数計算、統計計算などが行える、当時としては優れものの高級電卓という位置にありました。
マニュアルをみたら、プログラマが思っているようなプログラムは組めないみたいですね(汗。正確には独自の関数を作ってそれを利用できるという事です。

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hp 41CX (その1)

さて、今回はHP 41CXです!
いよいよHPの関数電卓の中でも大本命のご紹介ですwww。

hp41cx01

hp41cx

この電卓は、知る人ぞ知る名機中の名機です!それは何故かって?この電卓、型番はCXの1つ前のHP 41CVになりますが、1982年から1985年までスペースシャトルに搭載されていたということは有名な話です。

HP 41シリーズは、C、CV、CXと3つあり、CXはメモリが拡張され時計機能が付いたものになります。
CPUはCMOS「Coconut 1LE3, ca 400kHz」 で、コードネームが「Nut」と呼ばれるものでした。HP社内で開発・製造されたものです。
メモリは、ROMが24kB、RAMは320+127レジスタ(この単位の解釈は、勉強しておきます(汗)。
電源は単5電池4本です。
HP 41シリーズは拡張性に富んでいて、拡張スロットが4つ本体上部に用意されています。

拡張機器としては、プログラムを保存しておくためのカードリーダやバーコード読み込み機器、拡張メモリや各種計算モジュールがあります(私は何も持っていませんwww)。

また、hp 41シリーズは、初期に「Fullnut」と言われるバージョンが製作されました。しかし、Fullnut版はメインボードと液晶ボードが分かれており、結線部分が電池漏れの事故により不具合(腐食)を生じることから、基板1枚からなる「Halfnut」という不具合に対応したバージョンが製造されました。

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Robotics;Notes

roboticsnotes01

Robotics;Notes HP

深夜アニメで「Robotics;Notes」というのが放送されています。
東京地方では、 木曜日25:15~フジテレビで放送されています。
これ、5pbとNitroplusが制作していて、Xbox360とPS3からゲームが出ています。
「拡張科学アドベンチャー」 ってあるし、「2019年。世界線変動率1.048596」なんてあるので「STEINS;GATE」の世界線とは違う世界線の話なんですねw。

あらすじとしては、「中央種子島高校のロボット部が、タネガシマシン3と同型の巨大ロボを作る!」というものなのかな?
(ゲームもしてないし、良く分からなくてすみません・・・orz)

で、実際に「ロボ-1」にも宣伝のため「タネガシマシン3」をもってイベントやってますね。
(詳しくは、http://roboticsnotes.tv/special/roboone.htmlを見てみてね)

ロボ系とか電子工作とかアニメとか・・・、なんとなく世間では「ヲタク」のレッテルを貼られそうなキーワードですが、このアニメ、結構面白いです。

「物つくり(ハード制作)」が最近また復活してきたのか、秋葉原のパーツ屋さんも人がいっぱいだし、ソフト開発も重要ですがハードの製作も面白いものなので、みんなにどんどん興味を持ってもらいたいものですw。