約1年ぶりのブログです。
最近はTwitterに投稿することが多く、ブログが疎かになっていました。
これからは少しずつ書いていこうと思います。
さて、この1年はアメリカで作業をしたり色々な経験をしてきました。
その間、やはり日本人は「ものつくり」が大切だと思い、少しずつですが電子工作のための準備を進めてきました。
本屋さんではPICやAVRなど手軽に利用できるワンチップマイコンに関する書籍を数多く見ることが出来、昔に比べてその情報量の多さや部品入手の手軽さから、近い将来(もう始まっているかもしれませんが)ソフトウェアよりハードウェア主流の世界がやってくるのではないかと考えています。
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1960~70年代の高度成長期、先人たちは「ものつくり」で日本の先進国仲間入りを果たしました。
しかし、 そこで得られた莫大な利益を日本人はどう使えばよいのか知らなかったように感じます。
そして、それら利益を不動産や株式などに投資し、既存のものや創意工夫すること無しに手に入れたもので更に大きな利益を手に入れました。
バブル経済への突入です。
1990年にはバブル経済は完全に崩壊し、日本は皆さんが経験された経済の暗黒世界に突入しました。
しかしながら、新しい世代の日本人はまだまだ知恵を搾り出し、21世紀初頭、ITバブルと呼ばれるコンピュータ(ソフトウェアを含む)による世界的規模の好景気に沸くことになります。
ITバブルはインターネットを活用した新しい世界の到来と考えられ、日本のみならず世界中が希望に満ちていたと思います。
この後の世界の動きは皆さんも良くご存知だと思います。
たった数年でITバブルは弾けとび、2008年9月15日世界的金融危機として現在も景気低迷を引きずっている「リーマン・ショック」が起こりました。
私は、無形物や誰かが作ったルールによるマネーゲームによって構築された世界は、早期成熟、早期崩壊の道をだとると考えています。
地道な世界かもしれないが、やはり人は「ものをつくって」物質的豊かさを追い求めるほうが良いのではないかと思います。
これは、電気製品もそうですが農作物も該当します。
そこで、技術者としての私としてはとるべき道は「ものつくり」と考えました。
これまではソフトウェア一筋に仕事をしてきましたが、仕事量の低下とアイデアの枯渇(これは、技術者全てに当てはまることと考えます)により、自身の保身のためかもしれませんが私にあっていると考えたのです。
文章だけで長々と話してしまいましたが、このブログでは製品作りの基となる「電子工作」を1つの題材として書き続けて行きたいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。